過去の災害から防災対策を学ぼう
“災害列島”とも言われる日本では、これまでにも数多くの災害が起き、多くの被害者が出ました。
9月1日が「災害の日」となったきっかけの関東大震災や、最近では阪神・淡路大震災、
さらに近年の新潟中越沖地震など、まだ記憶に新しいものは数多くあります。
こうした災害では多くの人が命や家、財産を失っただけでなく、心に大きな傷も負っています。
しかし、それらは人ごとではないでのです。ただ過去の悲しい出来事として片づけるわけにはいきません。
何故なら、私たちもまた、日本に住み続けていかなくてはならないのですから、
いつ起こるか分からない災害に備えて、安心して暮らすためにも、
これら過去の大災害から、貴重な体験を学んで、これからの防災対策に活かしていく必要があります。
関東大震災の例で言うならば、地震による被害だけでなく火災の被害も甚大なものだった点が挙げられます。
火災による被害があったことから、地震の際にはまず火のもとを確認する必要があると分かり、今では基本中の基本になっています。
ところが火災は、阪神・淡路大震災では、地震の時に起きたのではなく、
その後に火事が発生した例が多く見られました。
阪神淡路大震災が発生したのは早朝5時だったことから、台所作業をしている人は少なかったことから、
当初、火災被害はあまり報告されていませんでした。
しかし、時間をおくと、いくつかの地域で火災が発生したのです。
その火災原因の多くは、漏電によるものでした。
そこで今では、電機会社が地震発生後に電気を復旧する際には、
必ず各家を訪問し漏電の危険がないかを確かめることが決められました。
こうしたように、過去の大災害が、現在の防災対策に大いに役立っているわけです。
これらはあくまでも一例に過ぎませんが、安全対策を実施するためにも、
過去のそうした被害を知っておくことも大切です。
かつては関西に暮らす人々の多くが大地震に見舞われるなど思ってもみませんでした。
しかし、阪神・淡路大震災は起こりました。
つまり、通説などでは予測できない、不測の事態がいつでも起こるこということです。
ですから、安全に暮らすためにも、過去の災害から学んで、これからの防災対策について考えるようにしましょう。
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