雪崩が起こると人力では防ぎようがない
冬になると、雪山に行ってスキーやスケボー、冬山登山などを楽しむ人も多いと思います。
ところが冬の雪山は、夏の山と違う、大きな危険が潜んでいるのです。
ズバリ、それは雪崩です。
雪崩は、積もった雪が崩れて落ちてくる現象ですが、大きく表層雪崩と全層雪崩の二種類に分けられます。
それぞれの特徴を理解し、雪崩の起こる原因と起こりやすい場所を知っておくことが、雪崩発生時の防災対策になります。
降り積もった新雪の部分だけが滑り降りるものが表層雪崩で、雪崩被害のほとんどがこれです。
特徴としては、いつでもどこでも発生しやすいことが挙げられます。
ですから雪山では、特に表層雪崩に警戒する必要があります。
一方、積もった雪の層と地面との間に隙間ができ、雪の層全体が滑り落ちる現象が全層雪崩です。
雪全体が“緩む”春先に起こることが多くのが特徴です。
雪崩が発生した時に起こる現象としては、山の上部から地響きの音が挙げられます。
まず上の方の雪が崩れ、それが滑り落ちる際に、さらに雪を巻き込んで規模が大きくなっていきます。
その滑り落ちる音が、先に麓の方に聞こえることから、地響きが起こります。
ですので、地響きが聞こえたら、まず自分の位置と雪崩の方向を確認しましょう。
そして、雪崩の方向に対して垂直の方向へ逃げなくてはいけません。
この際、慌てて。斜面を下るように逃げると、雪のスピードは想像以上であり、
すぐに追いつかれてしまい、雪崩に巻き込まれますので、絶対に避けなくてはいけません。
国や都道府県では、雪崩発生の危険がある地域で防災対策を進めています。
それを参考にして、もし雪崩が発生した時の避難場所などを確認しておきましょう。
もしスキー場で雪崩が起きた時は、何よりもまず係員の指示に従ってください。
あらかじめ、現地の人は避難所などを知っているから、それを参考にした方が、絶対に確かだからです。
心構えとしては、雪崩は適度な傾斜があり木が少ない場所で多く起こりることを知っておくのもいいでしょう。
ゲレンデは、まさにそういう場所ですので、注意が必要です。
係員に「危険だ」と言われた場合には、絶対にそれに従うことが、雪崩に対する防災対策です。
雪崩が一旦起こると、人力ではどうしようもないことを、肝に銘じておいて欲しいと思います。
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