女性の視点に立った防災対策とは


老若男女すべてが大きな災害にあう可能性があります。
防災対策の大きな目標は、家具の転倒防止や消火具の常備など、事前に行うものもです。
しかし、そうした用心を重ねていても、家の倒壊などの被害にあっていまう場合もあります。
そうした時に重要になるのが、被災した後の被害を最小に食い止めるための対策です。

地震や火災などによって家を失った場合などでは、
ひょっとすると数ヶ月間避難所や仮設住宅での生活を送らなければいけなくなるかもしれません。
ところが、これまでとは全く違う環境での避難生活により、ストレスがたまって心身に支障をきたすという人も少なくありません。
そうしたことの解決のためには、女性の視点に立って、被災後のストレスをできるだけ軽減するため対策が必要です。

過去の災害における避難生活では、ゴミ捨てや配膳、掃除などの負担が女性に集中し、大きなストレスになった例が見られました。
残念ながら、まだ日本では、こうした家庭的作業は女性が請け負っていることが多く、避難所でも同じペースで生活してしまうからです。
こうした問題の解決のためには、日頃から家事などを男女共同で行っていることが大切です。
何もない時から町内の防災イベントなどで呼びかけて、意識させるておくようにすれば、いざという時に役立ちます。
性別を問わず誰にとっても避難生活はストレスのたまるものですから、全員が助けあう気持ちを持つようにしましょう。

その他、被災後の避難所生活では、男性から女性や子供への暴力が増えたという報告も見られました。
これはストレスによるものだと思われますが、それでも弱者に対する暴力は見過ごせません。
問題解決のためには、被災者のストレスを軽減するようにし、心身のリフレッシュができるような機会を作るようにしましょう。

大規模災害によって、家や財産を失った人もいるなど、被災者は誰もがつらいことは、よく分かります。
しかし、だからといってさらに、そうした被災者を不幸にするような環境は避けなくてはなりません。
被災者のストレスを減らし、心の傷をできるだけ早く癒せるようにも、被災後の環境づくりにも注目しておく必要があります。

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