何から防災対策を始めるべきか


日本は“災害列島”とも言われるほど地震や台風など自然災害がよく発生します。
日常では、あまり感じることは少ないかもしれませんが、
実際には日々、様々な災害の危機に瀕していると言っても過言ではありません。
そのような災害から自分や家族の命と財産を守るためにも、
常日頃から、意識して防災対策をしておくことが必要です。

しかし、単に「防災対策をしましょう」と言っても、実際には何をすればいいのか分からないはずです。
では、具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか?

一番最初に挙げられる対策は防災袋でしょう。
いざという時のために懐中電灯や電池式のラジオ、水、包帯、非常食などを入れておく袋を「防災袋」と言います。
地震や台風、土砂災害など様々な自然災害が起こった時に、この袋を持って出れば最低限の装備となります。
できれば、水や非常食は、家族全員分で最低でも三日分は用意しておくのがいいでしょう。
ここで肝腎なのは、いくら防災袋を置いて置いても、すぐに取り出せなければ意味が無いという点です。
普段は物入れなどにしまっておいてもいいのですが、被災時にすぐ取り出せるよう家族全員が場所を把握しておくだけでも違ってきます。

次に挙げられるのが地震対策です。
日本は、まさに地震列島と言ってもいいほど、世界的に見ても有数の地震多発国であり、どこででも地震が起こります。
まだ阪神・淡路大震災の記憶も残っているとは思いますが、大都市であっても地震の被害は変わりません。
ある意味、日本では最もリスクの大きい災害と言えますので、常日頃から対策することが必要です。
具体的には、タンスなどの家具の固定や災害マップの作製などをおくことが望ましいでしょう。

さらに、注意しておきたいのが伝染病や食中毒の流行などによって引き起こされる一時的な災害です。
今年、世界的に流行した新型インフルエンザの例を持ち出すまでもなく、いつ新しい伝染病が蔓延するとは限りません。
こうした、一時的な災害は予め予期してそなえることは難しいのは確かです。
しかし、地震など急に起こる災害とは違い、やってくるまでに時間差があり、メディアなどで情報が多く流れますから、
もし、その可能性が起きた時に手を付けても、備えができるので慌てる必要はありません。
今回の新型インフルエンザのような流行病が流行った時は、
外出を控えるように食糧を備蓄したり、マスクをたくさん買いだめておいたりすればいいでしょう。
一時的なものなので、流行期に特に注意して防災対策をすれば災害を回避できる可能性が大きいので、
パニックになたり、慌てないということも大事です。

これらのように、災害の起きるリスクを踏まえた上で、住んでいる地域や流行に合わせて防災対策を行うことが、
基本中の基本と言えます。

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